始めに

 国は「患者さんが病院を選ぶ際の参考」とするための指標として、平成28年10月1日より、DPC対象病院に対して、国の定めた項目について、自院のホームページ上で病院情報を公表することを義務付けましたことから、当院においても、その数値の公表と解説文を掲示いたしました。
 しかしながら、DPCの制度やルールが不明な方もいらっしゃると思いますので、基礎的なことを解説いたします。

  1. DPC対象病院について
     DPCはDiagnosis  Procedure  Combinationの頭文字をとった略語です。入院中の病名から処置、手術、検査など、行った医療行為によって分類することで、「診断群分類」の意味です。
     DPC対象病院は、急性期医療を担う病院であって、「診断群分類」に基づいて厚生労働省が定めた2,873種類(平成26年度)の中から、入院期間中の病名や、処置・手術の有無等に応じて、1日あたりの定められた入院費用を請求する病院のことです(DPC対象病院になるためには、国に承認される必要があります)。
     なお、いわき市内には3病院、全国には1,585(平成26年度)のDPC病院があります。

  2. 公表する病院指標のデータについて
     DPC対象病院は毎月ごとのDPCデータを国に提出することが義務付けられております。今回公表する病院指標は、当院が、国に平成27年度中(平成27年4月1日~平成28年3月31日)に退院した患者さんのデータとして提出したものを、国の定める病院指標の様式に合わせて作成したものです。
     なお、DPCデータには、自動車賠償責任保険や労災保険、正常分娩による自費入院等の患者さんのデータは含まれませんので、病院指標には反映しておりません。また、入院中のすべての患者さんが対象になるわけではありません。分類によってはDPC対象外の患者さんもおりますので、その方も病院指標には反映しておりません。

平成27年度 いわき市立総合磐城共立 病院指標


  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数
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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1,199 475 751 1,048 934 1,330 2,488 2,637 1,940 318
 平成27年度の退院患者数は13,120人となっております。当院は地域医療支援病院としていわき市の医療の中核を担っていることから、幅広い年齢の患者さんに医療を提供しておりますが、60歳以上の比較的年齢の高い患者さんの割合が約56%と高くなっております。
 また、NICU(重症な新生児が入院する病棟)や小児の患者さんが入院する病棟を有することから、0歳~9歳の患者さんも多くなっております。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
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消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 79 17.16 10.93 2.53 68.11
010060x099030x 脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし 62 23.95 18.08 41.94 72.1
060140xx97x00x 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 59 10.54 11 3.39 67.17
 消化器内科で最も多い症例は胆のう炎や胆管結石等の疾病でした。また、3番目に多い症例は出血を伴う胃・十二指腸潰瘍でした。特徴的なのは、両方とも疾病に対して内視鏡を用いた手術を実施していることです。「手術といえば外科」といったイメージをお持ちの方もいらっしゃるとは思いますが、当院では内視鏡を用いた治療が上位に位置しています。
 2番目に多い症例が脳梗塞となっておりますが、脳梗塞の診療を行う神経内科医師の減少に伴い、神経内科では入院診療を行っていないため、内科系の医師が脳梗塞の入院診療を行っております。消化器内科の医師も脳梗塞の入院診療を行っていることから脳梗塞の症例が多くなっております。
 なお、表には記載されておりませんが、4番目に多い症例は、小腸および大腸の良性疾患(大腸ポリープ等)に対して内視鏡を用いた手術を行った症例でした。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 410 5 4.87 0.49 68.15
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 384 3.46 3.07 0.26 67.81
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 210 5.3 5.99 3.33 72.64
 循環器内科で最も多い症例は狭心症等で経皮的冠動脈形成術を行ったケースです。
 2番目に多い症例は狭心症等で心臓カテーテルによる検査・治療を行ったケースです。
 どちらも血管が狭くなった部位に対して、カテーテル検査や治療を行う患者さんが対象となります。当院では狭心症に限らず、急性心筋梗塞などの緊急時も対応しているため、件数も多くなっています。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 33 83.12 17.69 0 67.36
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 22 18.41 14.34 4.55 73.59
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等2 2あり 18 93.11 43.59 11.11 68.22
 血液内科で最も多い症例は、非ホジキンリンパ腫の患者さんです。当科では、非ホジキンリンパ腫症例のうち、標準治療のR-CHOP療法(化学療法)が適応となる症例では、薬剤集積性を高めるため、入院にて2週間毎の実施を勧めています。
 2番目に多い症例は15歳以上の肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎になります。当院の診療体制として肺炎は様々な診療科で対応していますが、血液内科では骨髄異型性症候群(MDS)などの症例や、外来化学療法中の症例など、基礎疾患を背景としたものです。
 3番目に多い症例は急性白血病の患者さんで化学療法、輸血を行うケースです。この表では「手術あり」と記載されていますが、輸血も手術に含みます。
糖尿病・内分泌科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xxxxxxxx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 168 23.48 15.35 1.19 58.05
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 14 18.07 14.2 14.29 48.29
010060x099030x 脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 3あり 定義副傷病 なし - - 18.08 - -
 糖尿病・内分泌科で最も多い症例は、糖尿病の患者さんへのいわゆる教育入院や診断・投薬、栄養指導等の治療を行った症例です。2番目に多い症例は糖尿病患者さんの糖尿病ケトアシドーシスや昏睡といった合併症でした。
 なお、表の「-」は症例が10未満のため表示しておりません。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040080x099x0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 40 50.15 14.34 5 71.33
040080x099x1xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2 あり - - 22.9 - -
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 6.31 - -
 呼吸器内科では、比較的複雑な肺炎症例を診ているので、平均在院日数が長くなっています。なお、当院では肺炎は呼吸器内科以外の診療科でも診療しています。
 表の「-」は症例が10未満のため表示しておりません。
小児内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040080x1xxx0xx 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳未満) 手術・処置等2 なし 242 4.84 5.72 0 2.08
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 100 5 6.31 0 3.48
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 49 3.35 5.5 0 2.31
 小児内科で最も多い症例は肺炎や急性気管支炎、急性細気管支炎でした。また、2番目に多い症例は喘息や喘息発作でした。
 なお、この場合の表中にある「処置2 なし」は人工呼吸器を用いた処置を行っていないことを表していることから、重症化には至らない症例が多いことが推測されます。
 3番目に多い症例はウイルスによって引き起こされた腸炎となっています。
小児外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140590xx97xxxx 停留精巣 手術あり 58 3 3.32 0 3.81
060130xx99000x 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 28 2 7.38 0 2.82
060170xx02xxxx 閉塞、壊疽のない腹腔のヘルニア ヘルニア手術 腹壁瘢痕ヘルニア等 14 3 8.85 0 3.07
 小児外科で最も多い症例は「鼠径ヘルニア」ですが、DPC対象外であるため、上位3位は表の通りとなります。
 最も多い症例は停留精巣の手術目的の入院です。
 2番目に多い症例は小児における胃食道逆流症の診断精査を目的とした入院で、造影検査と24時間pHモニタリングを行っています。同一患者の反複入院を含みます。
 3番目に多い症例は臍ヘルニア(おへそが突出したもので,いわゆる出べそのこと)および白線ヘルニア(白線と呼ばれる腹直筋筋膜に小さな隙間があって、そこから体の内容物が脱出するヘルニアのこと)で、これも手術目的の入院です。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060335xx0200xx 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 115 7.67 7.84 0.87 61.9
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 63 9.24 9.17 0 68.05
060035xx0100xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 50 25.98 17.41 2 70.14
 外科で最も多い症例は胆のう炎、胆のう炎を伴う結石症に対して手術を行ったケースでした。2番目に多い症例は腸閉塞となっておりますが、手術等を行わず保存的な治療を施したケースでした。3番目に多い症例は結腸の癌に対して手術を行ったケースでした。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 10 13.2 11.97 0 60.2
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし - - 10.49 - -
020320xx97xxxx 眼瞼、涙器、眼窩の疾患 手術あり - - 3.43 - -
 当院の形成外科は皮膚科の常勤医師が不在のため、皮膚疾患も診察しています。
 形成外科で最も多い症例は皮膚膿瘍や蜂窩織炎(ほうかしきえん)等の急性膿皮症に対し、抗生剤等による保存的治療を行ったケースでした。その他の症例としましては、皮膚悪性腫瘍や眼瞼内反(がんけんないはん)に対して手術を実施したケースでした。
 表の「-」は症例が10未満のため表示しておりません。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 61 19.74 19.32 59.02 66.97
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 44 13.89 10.02 13.64 72.77
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 32 8.5 7.52 21.88 61.31
 脳神経外科で最も多い症例は、外傷によらない脳内出血や脳血管の奇形の疾病で手術を実施しないケースでした。脳出血に対して保存的治療を行った場合や、脳血管奇形の検査の入院が該当します。
 2番目に多い症例は外傷による頭蓋および頭蓋内損傷に対して手術を行ったケースで、このうち29件は慢性硬膜下血腫の症例でした。
 3番目に多い症例は、外傷による頭蓋および頭蓋内損傷に対して手術を行わず保存的治療を行ったケースでした。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050163xx03x10x 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 55 13.73 16.65 3.64 74.84
050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 29 29.17 25.69 3.45 66.83
050161xx01x1xx 解離性大動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2 1あり 25 24 27.07 0 60.28
 心臓血管外科で最も多い症例は「非破裂性大動脈瘤や腸骨動脈瘤に対するステントグラフト内挿術」です。これは、一般的に大動脈に「コブ」ができたと言われている病気です。ステントグラフト内挿術というのは、胸や腹にメスを入れなくても、足の付け根から小さな傷で「コブ」つまり大動脈瘤を治すことができる手術のことです。
 3番目に多い解離性大動脈瘤に対してもこの方法で治すことができます。2番目に多いのは、「弁膜症」に対する手術です。これは、心臓の中にある「弁」が壊れ、心臓肥大から心不全になる病気です。人工心肺を使って心臓の動きを止めて、壊れた弁を人工弁に置き換える手術です。通常は2週間で退院が可能です。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 204 23.9 28.7 61.27 81.87
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 腱縫合術等 145 6.73 11.98 0 37.71
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 111 26.35 27.21 0.9 73.68
 整形外科で最も多い症例は、大腿骨頚部骨折に対する人工骨頭挿入術を行った症例です。転院率が61.27%と高くなっておりますが、これは、手術を行った後にリハビリテーションを多く行える回復期リハビリテーション機能を持つ病院への転院が多いためです。
 2番目に多い症例は、スポーツ外傷を含む膝の障害に対する関節鏡手術を行った症例です。
 3番目に多い症例は、膝関節症の患者さんで人工関節置換の手術を行った症例です。表には人工関節再置換術等と表記されていることから、その症例のほとんどが再度手術を実施したケースであるといったイメージを持たれることもあると思いますが、DPCの分類上では、初めて人工関節置換を行った場合も、再度人工関節置換を行った場合も同じ分類となります。
 なお、今回、111名の膝関節症の患者さんのうち、人工関節再置換術を行った患者さんはおりませんでした。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020180xx97x0x0 糖尿病性増殖性網膜症 手術あり 手術・処置等2 なし 片眼 24 8.38 8.62 0 57.04
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり 片眼 22 4.64 7.42 0 70.73
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 11 8.27 7.99 0 65.64
 眼科で最も多い症例は糖尿病性増殖性網膜症に対し手術を実施する入院です。眼科入院と聞くと白内障を思い浮かべる方もいるかと思いますが、白内障の手術入院の患者さんはDPC対象外となりますのでこちらのデータには反映されません(白内障の手術件数については、「6.診療科別主要手術別患者数等」に記載しております)。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 53 8.83 5.53 0 35.17
030380xxxxxxxx 鼻出血 46 11.39 6.29 0 61.09
030390xx99xxxx 顔面神経障害 手術なし 40 12.4 9.79 0 48.53
 耳鼻咽喉科で最も多い症例は、扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎などの病名で手術を実施しなかったケースです。2番目に多い症例は鼻出血、次いで多い症例が顔面神経障害で手術を実施しないケースです。
 いずれの疾患においても、遠方から入院する患者さんや高齢の患者さん、さらには、合併症をお持ちの患者さんも積極的に受け入れていることから、入院期間は比較的長くなっております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx02020x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 40 6.13 8.02 0 69.53
110310xx99xxxx 腎臓または尿路の感染症 手術なし 23 8.26 12.6 0 60.48
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 13 10 5.91 7.69 56.38
 泌尿器科で最も多かったのは尿道を経由して膀胱悪性腫瘍の手術を行った症例でした。この手術は腫瘍が、どのような性質のものか見きわめるために行いますが、腫瘍の根が浅い場合は根治的治療となりえますし、根が深い場合でも今後の治療方針を決定するのに必要な情報を得ることができます。
 2番目に多かったのは、腎や尿路の炎症に対して、尿路の狭窄や閉塞による通過障害を改善させたり、点滴や抗生剤投与を行ったりする治療を行った症例でした。それぞれの病状に応じて、後日外科的な治療を行う場合もあります。
 3番目に多かったのは、尿道を経由して尿管や腎臓の結石を除去する手術を行った症例でした。
 尿路結石は、排尿の時に尿と一緒に体外に流れ出ることが期待できる小さな石の場合は、内服薬で様子を見ますが、それ以外の場合には、体外衝撃波による破砕や内視鏡を使った治療、開腹手術などで治療します。尿道から石のある場所まで内視鏡を挿入し、水を流して石を見ながらレーザーやその他の破砕装置を使って石を割り、破砕片を体外に取り出します。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 186 4.05 5.33 0 63.69
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 149 8.55 9.94 0 32.44
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 5あり 定義副傷病 なし 131 6.4 5.17 0.76 61.85
 産婦人科で最も多い症例と3番目に多い症例は、子宮頸部や子宮体部、卵巣に発生した癌に対して化学療法を行ったケースです。表にあります「手術・処置等2 5あり」とは、化学療法を行った患者さんを表します。化学療法は複数回の入院を要することから、患者数が多くなっております。
 2番目の症例については、分娩の患者さんのうち、多胎妊娠や胎児骨盤不均衡等の母体ケアが必要となる患者さんが帝王切開等の手術を行ったケースです。周産期における高度な医療を提供する地域周産期母子医療センターである当院の特徴が表れています。
 なお、自然分娩については、健康保険の対象とはならないため、DPCデータには反映しないことから、今回の上位3位までの症例には反映されておりません。
※平成27年度の自然分娩数は651症例でした。
救命救急センター
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 57 9.05 3.58 12.28 47.16
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 23 11.35 10.02 4.35 59.48
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 19 7.79 7.52 0 43.42
 救命救急センターで最も多い症例は、医薬品や農薬、アルコール中毒を含む薬物中毒でした。表に記載されてはいませんが、2・3番目に多い症例はいずれも心疾患により治療の甲斐なく24時間以内に死亡したケースでした。このことから、救命救急センターを有している当院では、極めて重症な患者さんを受け入れていることが分かります。
 また、救命救急センターには多くの患者さんが搬送され入院をしておりますが、今回のデータは退院時のものであり、退院時には他の診療科に転科した場合も多いため、公表する患者数は少なくなっております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
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初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 27 15 13 14 73 29 1 7
大腸癌 25 26 40 29 77 22 1 7
乳癌 24 - - - - - 1 7
肺癌 - - 1 7
肝癌 - - - - 38 60 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
 5大癌では、大腸癌、胃癌が約7割を占めており、手術療法だけではなく、StageⅢやⅣの症例について、化学療法や放射線療法等の患者さんにとって最善の治療内容を決定し行っています。
 また、当院は「地域がん診療連携拠点病院」の指定を受けており、幅広いがんに対する診療・治療を行い、患者さんやご家族に対する緩和ケアにも取り組んでいます。
 表の「-」は症例が10未満のため表示しておりません。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
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患者数 平均
在院日数
平均年齢
重症度 0 31 12.65 45.84
重症度 1 36 23.81 71.44
重症度 2 46 26.52 80.72
重症度 3 25 24.28 76
重症度 4 13 60.54 85.85
重症度 5 - - -
不明
 市中肺炎とは普段の社会生活の中でかかる肺炎のことをいいます。重症度分類にはA-DROPスコアが用いられます。
Age(年齢) 男性70歳以上、女性75歳以上
Dehydration(脱水) BUN21mg/dL以上または脱水あり
Respiration(呼吸) SpO2<=90%(PaO260Torr以下)
Orientation(意識障害) 意識障害あり
Pressure(収縮期血圧) 収縮期血圧90mmHg以下

 5点満点で、1項目該当すれば1点、2項目該当すれば2点と表されます。

 患者数が多いのは重症度2ですが、平均年齢があがるにつれ重症度が高くなる、平均在院日数も長くなるという傾向があります。
なお誤嚥性肺炎は市中肺炎には含みません。
 表の「-」は症例が10未満のため表示しておりません。
脳梗塞のICD10別患者数等
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ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 28 8.71 65.96 3.57
その他
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内
その他
I63$ 脳梗塞 3日以内 279 24.43 73.84 47.22
その他 - - - -
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内
その他
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内 - - - -
その他
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内
その他
 当院の脳梗塞の患者さんのほとんどは、発症後3日以内に治療を開始しております。平均年齢は73.84歳とあるように高齢の方が脳梗塞のため入院をされていることが分かります。
 また、脳梗塞の急性期の治療が終了した患者さんのうち、リハビリテーション等が必要な患者さんについては、回復期の医療を担う医療機関に転院することもあるため、転院率が47.22%と高い割合となっております。
 表の「-」は症例が10未満のため表示しておりません。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
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消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 等 100 1.92 3.56 0 66.6
K654 内視鏡的消化管止血術 74 1.5 13.5 8.11 70.45
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 61 2.87 12.3 0 73.7
 消化器内科で最も多い手術は内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術です。この手術は大腸ポリープの患者さんに対して行われる手術ですが、大腸ポリープはDPC対象外のため2.診断群分類別患者数「消化器内科」には反映されませんでした。
 2番目に多い内視鏡的消化管止血術は、胃・十二指腸潰瘍などの消化管出血に対して行われる手術です。
 3番目に多い血管塞栓術とは肝がんに対して、カテーテルを用いて肝動脈内に抗癌剤と塞栓物質を投与し、血流を遮断する方法です。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 346 3.28 3.79 2.6 68.78
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 等 237 1.24 3.22 5.91 72.53
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 81 0.04 10.8 3.7 67.95
 最も多く行っている手術は、不安定狭心症、急性心筋梗塞以外に対して実施した経皮的冠動脈ステント留置術です。
 3番目に多く行っている手術は不安定狭心症に対して実施した経皮的冠動脈ステント留置術です。
 ステントとは、人体の管状の部分(血管、気管、食道、十二指腸、大腸、胆道など)を管腔内部から広げる医療機器です。多くの場合、金属でできた網目の筒状のもので、治療する部位に応じたものを用います。狭窄した部分をバルーンで拡張し、内腔側からステントで補強する手術です。
小児外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) 69 1.03 1 0 3.57
K836 停留精巣固定術 55 1 1 0 3.98
K718-22 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴うもの) 16 0.38 3.63 0 9.31
 最も多い手術症例は鼠径ヘルニア手術になります。なお入院期間が5日以内の鼠径ヘルニアはDPC対象外となりますので2.診断群分類別患者数「小児外科」には反映されておりません。
 2番目に多い手術は停留精巣固定術です。
 3番目に多い手術は腹腔鏡下虫垂切除術で虫垂周囲膿瘍を伴うものです。虫垂炎は全例を腹腔鏡で手術しております。参考までに上記の他に「虫垂周囲膿瘍を伴わない腹腔鏡下虫垂切除術」は7症例でした。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 126 2.55 5.56 1.59 61.95
K6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) 等 91 1.74 3.3 2.2 63.53
K7193 結腸切除術(悪性腫瘍手術) 等 49 11.78 19.43 0 72.69
 2.診断群分類別患者数「外科」で、最も多い症例は胆のう炎、胆のう炎を伴う結石症にて腹腔鏡下胆嚢摘出術というデータでしたが、手術症例も、最も多い症例は腹腔鏡下胆嚢摘出術となります。
 2番目に多いヘルニアはDPC対象外のため2.診断群分類別患者数「外科」には反映されませんでした。
 3番目に多い手術は、結腸等の悪性腫瘍に対して行う結腸切除術です。結腸切除術は全切除、部分切除を含みます。また腹腔鏡下で悪性の腫瘍を切除する手術もここに含みます。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 60 1.93 12.33 20 78.38
K1781 脳血管内手術(1箇所) 等 41 1.63 21.29 24.39 60.29
K145 穿頭脳室ドレナージ術 19 0.16 23.32 73.68 64
 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術は慢性硬膜下血腫の患者さんに対して行われる手術です。脳の萎縮がみられる高齢者に多く、当院でも平均年齢は高めです。
 脳血管内手術は、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤(脳動脈にできたコブ)をプラチナコイルという医療材料で塞栓する治療です。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5611 ステントグラフト内挿術(胸部大動脈) 48 3 18.73 8.33 68.25
K5612 ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 45 2.2 10.16 2.22 74.64
K5522 冠動脈バイパス移植術(2吻合以上) 等 27 8.52 25.78 3.7 64.93
 ステントグラフト内挿術というのは、開胸や開腹と呼ばれる胸と腹を開けることなく、足の付け根から小さな傷で「コブ」つまり大動脈瘤を治すことができる手術のことです。
 心臓血管外科ではすでに700例以上の経験を持ち、1週間で退院が可能な治療です。
 3番目に多い手術は冠動脈バイパス移植術です。これは、生活習慣病の1つである狭心症に対する手術です。狭心症は悪化すると命の危険性がある心筋梗塞に陥ります。多くの患者さんはこの手術で命が助かっています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(股) 等 259 1.89 20.2 0.77 68.97
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 157 3.97 15.51 49.04 76.83
K0732 関節内骨折観血的手術(足) 等 109 2.77 16.06 5.5 60.04
 人工関節置換術(股)は主に股関節症に対して行った手術です。
 手術症例が2番目に多い「骨折観血的手術(大腿)」と3番目に多い「関節内骨折観血的手術(足)」は骨折部位が関節内にあるかないかで手術の名称が変わります。
 2番目に多い骨折観血的手術(大腿)は大腿部の骨折であり、3番目に多い関節内骨折観血的手術(足)は足関節の骨折に対して行った手術です。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他) 等 362 1 1.02 0.83 74.01
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含むもの) 38 1 5.71 0 62.84
K279 硝子体切除術 13 1 1.54 0 76.85
 最も多い手術症例は水晶体再建術になります。水晶体再建術は主に白内障に対しての手術です。高齢化に伴い白内障の手術を希望される患者さんも増えています。なお、白内障はDPC対象外のため2.診断群分類別患者数「眼科」には反映されておりません。
 2番目に多い硝子体茎顕微鏡下離断術は主に糖尿病性網膜症に対して行われます。
 3番目に多い硝子体切除術は主に硝子体脱出に対して行われます。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 等 64 1.09 8.47 0 16.73
K331 鼻腔粘膜焼灼術 41 0.32 9.63 0 59.29
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 29 1.41 7.31 0 40.31
 若年層の慢性扁桃炎が多いため、口蓋扁桃手術が多く行われます。2番目に多い手術が鼻出血に対して行われる鼻腔粘膜焼灼術、3番目に多い手術が扁桃周囲膿瘍切開術です。
 なお、遠方より来院される患者さんや合併症をお持ちの患者さんが多いことから、術後の経過観察のために比較的長く入院する患者さんもいらっしゃいます。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 等 46 2.61 2.98 0 70.17
K773 腎(尿管)悪性腫瘍手術 等 17 3.76 11.29 0 66.41
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 17 0.47 9.65 0 67.06
 経尿道的膀胱腫瘍切除術(電解質溶液使用)とは生理食塩水を膀胱内に注入しながら内視鏡(カメラ)を尿道を通して膀胱内に挿入し、膀胱腫瘍をつまみとったり電気メスで削りとったりする手術です。泌尿器科の手術の中では小さな手術で最も多く行っている手術のうちの1つです。
 腎尿管悪性腫瘍手術とは、腎、腎盂、尿管にできた腫瘍に対する手術です。腎腫瘍の手術では、通常、腫瘍のある腎臓1個を全て摘出します。病状によっては、腫瘍を含めた腎臓の一部分を摘出する腎部分切除術が行われますが、困難であり腎摘除術を選択せざるを得ない場合もあります。
 腎盂腫瘍、尿管腫瘍の手術では、通常、腫瘍のある腎臓およびそこから膀胱までの尿管を全て摘出します。
 経尿道的尿管ステント留置術とは、内視鏡(カメラ)を尿道を通して膀胱内に挿入し、尿管内に細い管(カテーテル)を留置する治療です。尿管が何らかの原因(結石、腫瘍、炎症など)で狭くなったり、閉塞してしまうと、腎臓からの尿が膀胱に流れてこないため、痛み、発熱、腎臓の機能の悪化などを生じます。この状態を改善する目的で行います。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術(選択切開) 180 3.51 6.56 0 32.45
K893 吸引娩出術 97 1.1 4.95 0 31.58
K877 子宮全摘術 88 2.67 8.27 1.14 47.81
 最も多い症例は、帝王切開術、吸引娩出術と出産に関する手術です。3番目に多い子宮全摘術は、主に子宮筋腫の患者に対して行われます。
救命救急センター
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K386 気管切開術 14 20.36 28.21 35.71 79.29
K6021 経皮的心肺補助法(初日) - - - - -
K333 鼻骨々折整復術 - - - - -
 気管切開術とは、呼吸が行えるよう気管にチューブを外科的に挿入する、一時的または永久的な医学的処置です。正常な呼吸ができなくなった場合に実施します。
 表の「-」は症例が10未満のため表示しておりません。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 17 0.13
180010 敗血症 同一 26 0.2
異なる 53 0.4
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 53 0.4
異なる - -
 表の見方ですが、入院の契機が同一とは、「入院した際の傷病名」と「退院まで行った治療で最も医療資源(投薬・手術・検査等)を必要とした傷病名」が同じ場合です。
 一方、入院の契機が異なるとは、「入院した際の傷病名」と「退院まで行った治療で最も医療資源(投薬・手術・検査等)を必要とした傷病名」が異なる場合です。
 敗血症の例で説明しますと、敗血症で入院してきた患者さんに対して敗血症の治療を行った症例数が26件であり、別の疾患で入院治療を行っている過程で敗血症が発生した症例数が53件であったことを表しています。
 当院は3次救急を有し、また、地域医療支援病院として救急患者や上記のような重症患者を受け入れていることが表中から分かります。
 なお、発生率は、当院の全ての退院症例の内、何%がその傷病名であったかを表しています。

 表の「-」は症例が10未満のため表示しておりません。
更新履歴
2016/09/28
平成27年度病院指標を公開しました。