医療技術部

中央検査室

中央検査室の紹介

 中央検査室では、医師が患者さまの体の状態を知るために必要な様々な情報を提供し、病気の治療や早期発見・予防を支援するための臨床検査を行っています。

スタッフ構成 (2016年7月現在)

臨床検査技師正規職員40名、再任用職員3名、嘱託職員1名、日々雇用職員2名
採血受付嘱託職員1名、日々雇用職員2名

認定資格

細胞検査士
(国際細胞検査士)
4名
(2名)
認定輸血検査技師2名
認定超音波検査士3名認定心電検査技師1名
認定一般検査技師1名認定臨床化学免疫化学精度保証管理検査技師1名
認定臨床微生物検査技師1名感染制御認定臨床微生物検査技師1名
救急検査認定技師1名緊急臨床検査士2名
日本睡眠学会認定技師1名福島県糖尿病療養指導士4名
第1種衛生管理者2名二級臨床検査士(微生物)3名
健康食品管理士1名診療情報管理士1名
特定化学物質作業主任者2名医療情報技師1名
第2種ME技術実力検定者1名有機溶剤取扱主任者2名
毒物劇物取扱責任者2名危険物取扱者乙種四種1名

業務内容

検査部門は「検体検査」と「生理機能検査」の2部門に分けられます。

「検体検査」は、血液検査・一般検査・生化学検査・血清免疫検査・輸血検査があり、患者さまから採取された血液・尿・便・喀痰・体液・組織・細胞などから肝臓、心臓、腎臓、血液などの状態や、感染症の有無(肝炎ウィルス、梅毒、HIV等)、病原菌の検索、腫瘍細胞の有無、安全な輸血のための検査等をしています。

「生理機能検査」は、心電図検査・超音波検査・脳波検査・聴力前庭検査・肺機能検査等があり、患者さまに直接接して身体から発生する情報を記録、または身体内部を画像にして検査をしています。

検査体制

緊急検査への迅速対応と、生化学・血液検査の朝8時測定開始による診察前検査体制、そして24時間の救急診療に対応しています。
検査結果はオーダリングシステムを介し、各診療部門の端末に瞬時に送信されます。

各部門について

1. 中央採血室の支援

中央採血室写真  中央検査室では中央採血室の受付業務と検体搬送の支援を専属3名で行っています。

当院はオーダリングシステムを採用しているため、採血内容や検査項目、採血管の種類が瞬時に当部門のシステムに伝わり、患者様の受付を開始するとバーコードラベル付き試験管が機械から自動で発行される仕組みになっています。
採血された試験管は随時検査室へ搬送され、患者様の診察前に結果が報告できるよう努めています。

2. 時間外緊急検査室

時間外緊急検査室写真  時間外緊急検査室では臨床検査技師2名の夜勤体制で17時15分から翌朝8時30分まで対応しています。

当院は中核病院として3次救急医療を実施しているため、種々の病気治療に対応出来るよう、大型の分析機を設置し、血液検査・生化学検査・感染症検査・尿検査・インフルエンザ抗原検査・感染を未然に防止するための結核菌塗抹検査および事故等による大量出血時の輸血検査(交差試験・血液型)を行っています。

3. 血液検査

血液検査写真  血液検査室は、血液中の血色素量・赤血球数・白血球数・血小板数の測定や、白血球細胞の形態を分類しています。
これらの検査は、貧血や多血症、炎症の有無、紫斑病、白血病等の診断をするうえで重要な検査です。
又、出血傾向の有無や抗血栓薬療法の薬剤投与量を判断する検査も実施しています。

4. 一般・外来検査

一般検査写真  一般・外来検査は、検査受付業務や各診療科の尿・便・穿刺液など色々な検査材料を使います。
蛋白・糖・潜血などを測定したり、尿を遠心分離して沈渣を顕微鏡で鏡検することにより、腎、尿路系の疾患や糖尿病を発見することが出来ます。
便検査では、血液の有無を調べ大腸癌の早期発見に努めています。診察前検査として、診療に間に合うように心がけています。

5.生化学検査
生化学検査写真  生化学検査では肝臓、腎臓、膵臓、心臓等に障害を受けた時、各臓器から血液や尿中に流出する特有の物質を化学的に分析し体内の状態を知る事ができます。 又、糖尿病の指標として、血糖値およびヘモグロビンA1cの測定やメタボリックシンドロームの早期診断のためのHDL-コレステロール、LDL-コレステロール、中性脂肪等を測定し、患者様の治療方針に早期に役立つよう臨床側へリアルタイムで検査結果を提供しています。

6. 免疫・血清検査

免疫血清検査写真  免疫・血清検査では体内に混入した病的物質(抗原)や感染後にできた物質(抗体)を測定しています。
感染症検査ではB型・C型等の肝炎ウイルス、HIV抗体、梅毒の検査やマイコプラズマ抗体検出検査を実施しています。感染の拡大を防ぐため早期診断と治療が不可欠であり、結果は至急で報告しています。
又、各臓器癌の指標になる腫瘍マーカー検査や甲状腺疾患等のホルモン検査も行っています。

7. 細菌検査

細菌検査写真  細菌検査室では、採取された尿、喀痰、便、血液などの検体から感染症(肺炎、食中毒など)の原因となる微生物を顕微鏡で観察したり、培養、同定検査を行っています。
さらに検出された菌に対して、適切な治療薬を調べる薬剤感受性検査をしています。また、迅速検査としてインフルエンザ抗原やノロウイルス等を実施しています。
その他の主な活動として、院内感染対策委員会へ参加し、菌の分離数や薬剤耐性菌の検出状況を報告して院内感染防止に貢献しています。

8. 輸血検査

輸血検査写真  輸血副作用を防ぎ、安全な輸血を行うため、輸血前検査として、ABO血液型、Rh血液型、不規則抗体検査、交差適合試験などを行っています。
又、輸血療法に使用する血液製剤の一元管理、院内で採血した患者様本人の血液(自己血)の保管管理も行っています。
さらに当院は3次救急を抱えているため、赤血球製剤、新鮮凍結血漿を常時待機血として確保し、24時間体制で検査技師が輸血業務に携わっています。

9. 生理検査室

 生理検査は大きく5つの部門に分かれ検査を行っています。いずれの検査も、直接患者様の体を対象として生体の変化を測定、及び記録する検査です。 患者様のご協力を得て正しいデータを得ることに努めています。また、患者様に負担をかけない検査をするよう心がけ、検査データが医師の診断と治療に反映するよう努力しています。

以下に各部門の紹介をします。

 1)心電図検査
心電図検査写真 患者様の胸に電極を貼り、体表の電気変化を波形として記録します。
不整脈や虚血性疾患の早期発見や治療経過の観察などに有用です。
  • 12誘導心電図および長時間心電図検査
  • トレッドミル運動負荷心電図検査
  • 踏台昇降負荷心電図検査
  • 24時間ホルター心電図検査
  • 加算平均心電図検査

 2)肺機能検査
肺機能検査写真 主に肺活量を測定します。結果は手術の麻酔の際に利用したり、呼吸器疾患の指標になったりします。
また、在宅酸素療法(HOT)センターを常設し、新たに在宅酸素を始める準備や、来院の際の酸素ボンベの交換等のお手伝いをしています。
睡眠時無呼吸症候群の簡易検査もこの部門で行っています。
  • 肺気量分画測定検査
  • 努力性肺活量測定検査
  • 精密肺機能検査
  • 睡眠時無呼吸検査
  • 24時間パルスオキシメーター検査
  • 在宅酸素療法管理
  • 呼吸中一酸化窒素濃度検査(FeNO)

 3)超音波検査
超音波検査写真 超音波を利用して、体内の様子を画像に取り出し、動きや変化を観察します。
心臓や腹部の検査はスクリーニングや各疾患の診断に用いられます。
頸動脈や腎動脈の検査は主に動脈硬化の指標となります。いずれも予約検査となっております。
  • 心臓超音波検査
  • 腹部超音波検査
  • 頸動脈超音波検査
  • 腎動脈超音波検査
  • 下肢動脈超音波検査

 4)脳波検査
脳波検査写真 頭皮に皿電極を貼り、脳からの微弱電流を脳波計に取り込み増幅した波形として記録します。
脳の機能検査として、主に脳外科の術後管理や投薬治療、小児てんかんの診断治療等に有用です。
 5)聴力・前庭検査
聴力前庭検査写真 聴力検査は耳の聴き取りを中心に耳管機能や顔面麻痺の程度を調べるための検査をします。 前庭検査はめまいの原因を調べる検査です。
検査により当日検査もありますが、ほとんどが予約検査となっております。
 
<聴力検査>
 ・標準純音聴力検査     ・耳管機能検査     ・インピーダンス検査
 ・語音聴力検査(スピーチ) ・耳小骨筋反射検査  ・自記オージオ検査(連続・TTS)
 ・耳音響放射検査      ・脳幹反応聴力検査(ABR)  ・誘発筋電図検査(ENoG)
 ・味覚機能検査       ・新生児OAE検査
 
<前庭検査>
 ・重心動揺検査       ・書字検査     ・円歩行検査      ・マン検査
 ・眼振電図検査       ・温度眼振検査
 6)その他の検査
 ABI検査は動脈硬化の指標として用います。
 24時間ホルター血圧計は高血圧の原因究明や薬を変えた際の指標として利用されます。
  • 動脈硬化度検査(ABI)
  • 24時間ホルター血圧検査
  • 運動神経伝導速度検査(MCV)

法的脳死判定における脳波(ECI)測定用チェックシート

平成18年に脳死下での臓器提供が行われ、臓器移植法に基づく法的脳死判定脳波検査を経験しました。
その際活用し、大いに役立ったECI測定チェックシートを紹介します。

 脳死判定チェックシート PDF形式(36KB)
 脳死判定用チェックシート(ECI測定用) PDF形式(220KB)
 モンタージュと計測記録用シート PDF形式(68KB)
 電極配置図 PDF形式(204KB)

上のリンクをクリックしてご覧ください。(ご覧いただくためには、Adobe社から無償で提供されている Adobe Reader が必要です。お持ちでない場合は、下のボタンをクリックすると入手できます)
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中央放射線室

中央放射線室の紹介

中央放射線室は、画像診断のためのX線撮影・検査、放射線治療、MRI検査の実務を行っております。
実務は各診療科および画像診療科、看護部との連携によるチーム医療体制で行っております。

スタッフ構成

診療放射線技師:29名
事務職員   : 4名

取得資格一覧

第1種放射線取扱主任者4名MR検査3級4名
第2種放射線取扱主任者3名救急撮影認定技師3名
マスター放射線技師1名核医学検査3級1名
シニア放射線技師2名A.i撮影認定技師1名
精中委マンモ講習会講師1名X線作業主任者1名
検診マンモ撮影認定技師5名γ線透過写真撮影作業主任者1名
乳房検査3級1名放射線管理士4名
X線CT認定技師2名放射線機器管理士3名
X線CT検査3級12名医用画像情報管理士3名

業務内容

中央放射線室では、一般撮影やCT・MRIなどの撮影、骨粗鬆症の診断のための骨塩定量検査、衝撃 波で泌尿器系の結石を砕く結石破砕、カテーテルを挿入し診断や治療する血管撮影、放射性医薬品 (RI)を使用した形態・生理機能検査、X線・電子線による放射線治療、救急撮影、放射線管理な どの放射線に係る業務を行っています。また撮影画像は、ネットワークを介して各診療部門の端末 から画像を参照できるようになっています。

各部門について

一般撮影室
一般撮影室写真

 胸部・パントモグラフィ:1室、胸・腹部・骨系:3室の 計4室あります。X線を使用して、胸部・腹部・骨などの撮影をして います。撮影された画像は、CR(Computed Radiography), FPD(Flat Panel Detecter)によりデジタル化して目的部位 や検査種別に応じて適切な画像を迅速に提供しています。 また、デジタル化により従来のフィルム使用時よりも低線 量で撮影することが可能となりました。


乳房撮影室(マンモグラフィ撮影)
乳房撮影室写真

 マンモグラフィ検査とは、乳房専用のX線検査です。乳 房全体を均一に伸展させて乳腺や脂肪、血管などを鮮やか に写し出します。「視触診」や「超音波検査」では見つけ にくい早期乳がんの発見に大変有効な検査です。撮影は、 女性技師2名を中心に人間ドックを含め一般診療から2次 検査まで幅広く行っております。直接変換方式FPD(フラッ トパネルディテクタ)を搭載し、画素サイズは50μ㎡で、 診断しやすい高精細画像を提供しています。


X線透視撮影室(X線TV撮影室)
X線透視撮影室写真

 X線透視撮影室は使用目的により、3つの撮影室があります。
透視室1番:主に整形系検査、泌尿器系検査、小児系検査、 耳鼻科系検査などに使用しています。
透視室2番:主に消化管のバリウム検査の検査を行ってい ます。
透視室3番:主に内視鏡、超音波装置を併用して胆管・膵 管の検査を行っています。


骨密度測定検査室
骨密度測定検査室写真

 骨密度測定検査は、骨粗しょう症の判別を行い、骨が折 れ易い状態であるかを診断する検査です。骨粗しょう症と は、人の骨量が20代をピークに徐々に減少し、骨が折れ 易い状態になることです。男女共通して、加齢・遺伝性・ 体質・ホルモン・栄養不足・運動不足等などにより骨粗し ょう症になり易くなります。当院では、腰椎、大腿骨を対 象部位にして検査を行います。検査時間は20分程度です。


結石破砕室
結石破砕室写真

 体外衝撃波結石破砕術(ESWL):腎臓や尿管にできた結 石に、衝撃波を体外より当てて、結石を砕く治療です。当 院では、モデュリスSLX-MXを平成22年2月に導入し治療を 行っております。この治療は外来でも可能です。医師同席 の下、X線画像をみて衝撃波を当てる位置を合わせます。 血圧の変動が大きい場合があるため血圧を観察しながら治 療を行います。通常3000~4000発衝撃波を当てます。治療 時間は60分程度です。


CT検査室
CT検査室写真

 X線を用いて人体の輪切り画像を撮影します。当院では、 320列と64列のマルチスライスCTが稼働しておりま す。320列CTは高性能の装置で、従来の装置に比べて 高速で撮影が出来、特に心臓や小児の検査において優れた 画像を撮影する事が可能です。検査時間は10秒程度の息 止めで胸から骨盤までの撮影が可能です。また、3Dワー クステーション(3次元画像処理装置)を用いて診断に有 用な画像を提供しております。


MRI検査室
MRI検査室写真

 放射線を使用せず、強い磁場と電波を利用して人体の断 面を撮影します。装置は、1.5T(テスラ)の装置が2台 稼働しております。非常に強い磁場の中に入って検査を行 いますので、金属を検査室内に持ち込んでしまうと身体に 重大な損傷を及ぼす危険性があります。検査前に手術など で埋め込まれた体内の金属や身に着けている金属類の確認 が重要です。検査は、心臓のような特殊部位を含め、全身 のあらゆる部位を検査しております。検査時間はおおよそ 30分程度です。


血管造影検査室(DSA・心臓カテーテル室)
血管造影検査室写真

 血管にカテーテルと呼ばれる細い管を挿入し、そこから 造影剤を注入して撮影することにより、血管の病変の診断 や治療を行います。心筋梗塞の原因となる狭窄した血管を 広げたり、血管損傷や動脈瘤からの出血を止めたり、がん の栄養血管に対しての人工的な血流塞栓など、細いカテー テルから行うことができるため外科手術に比べ低侵襲です。 対象部位は全身の血管に及びます。当院では3台の装置を 使い分け、日々進歩している血管内治療に対応しています。


ハイブリット検査室
ハイブリット検査室写真

 手術室に放射線透視装置を併設したものです。主に胸部・ 腹部大動脈瘤の患者さんが対象で、手術のように大きな切 開をせずに、大腿上部の血管からカテーテルを挿入し大動 脈瘤箇所にバネ状の金属が入ったステントグラフト治療を 行います。最近では手術困難であった大動脈弁狭窄症の症 例にも、カテーテルを入れて人工弁置換をする治療にも対 応出来る様になりました。


アイソトープ検査室(RI検査)
アイソトープ検査室写真

 放射性同位元素(RI)に微量の標識薬を付けた放射性医 薬品を用いて、病気の診断をする専門分野です。放射性医 薬品を体内に投与すると、特定の臓器や組織に取り込まれ、 そこから放射線を出し、それを「シンチカメラ」と呼ばれ る装置で画像化します。特徴は、血流や代謝などの変化を 画像に反映することにより、各臓器の機能検査を行うこと ができます。


放射線治療
放射線治療写真

 リニアックと呼ばれる装置で体の外側から病気の部位へ 放射線を照射して、がん等の病気の治療をしたり痛みの緩 和をします。X線撮影に使用する放射線の数十倍のエネル ギーの放射線を使用します。当院では症例に合わせて2種 類のX線と、5種類の電子線を使い分けて照射を行ってい ます。治療は、月曜日から金曜日まで毎日照射します。位 置決め照合などを含めた所要時間は20分~30分程度で、 通常は1日1回で1人当りの照射時間はおよそ数分です。 放射線治療は照射中に痛みを感じることはありません。


救命救急センター
救命救急センター写真

 現在の救急医療において放射線検査は必要不可欠な検 査です。救急搬送された患者さんに対して速やかに検査 を実施する為、救命救急センター内に64列マルチスラ イスCTを設置したCT室とX線撮影室があり、24時 間・365日稼働し、救急医療のチームの一員として迅 速な検査を実施しております。救急放射線診療の認定資 格である救急撮影認定技師が3名(東北地方で最多人数) 在籍し、撮影技術の向上などに貢献しております。


栄養給食室

栄養給食室について

 栄養給食室では、患者さんの一日も早いご回復を願って、入院中のお食事をご提供しています。
 また、治療の一環として、食事療法が必要な患者さんには、管理栄養士がお話の時間を設けて ご相談にのっています。

スタッフ構成 (2016年7月現在)

管理栄養士 7名

認定資格
日本糖尿病療養指導士(日本糖尿病療養指導士認定機構) 1名
福島県糖尿病療養指導士(福島県糖尿病療養指導士会) 5名
栄養サポートチーム[NST]専門療法士(日本静脈経腸栄養学会) 3名
病態栄養専門師(日本病態栄養学会) 1名

栄養給食室では以下の業務を行っています

 1.入院患者さんの栄養管理
 2.入院患者さんへの食事提供
 3.栄養食事指導 (個別・集団)
 4.栄養サポートチーム(NST)・褥瘡対策チーム・緩和ケアチームへの参加

1.入院患者さんの栄養管理

 入院された患者さんの体の状態を、身長や体重、血液検査の値やお食事の摂取量などから把握し、お一人お一人について栄養管理計画を作成します。

イメージ写真

  • 定期的に見直しを行い、適切なエネルギーや栄養素が提供されているかチェックします。
  • ベッドサイドに伺って、食事の量や形態が適切かどうかを確認しています。

2.入院患者さんへの食事提供

◇【食事時間】
朝食 7:30
昼食 12:00
夕食 18:00
幼児・小児食と分割食のおやつ  10:00 と 15:00
◇【食事内容】
イメージ写真

 入院中の患者さんのお食事は、担当医が年齢、身長、体重などにより、それぞれに合った食事内容を決めます。
当院では、病態に応じた治療食約90種類を用意しています。
 その他、「噛みにくい」「飲み込みにくい」などといった患者さんの状態によって、できるだけ個別に対応しています。

◇【適温のサービス】

 できるだけ、汁物などのように温かいものは温かく、おひたしや牛乳などのように冷たいものは冷たいままお届けできるよう、温冷配膳車を使用して、病棟まで配膳しています。
配膳車写真

◇【選択メニュー】

 常食を召し上がる患者さんは、朝食を和食・洋食の2種類から、夕食を2種類からお選びいただけます。

Aメニュー写真
  • Aメニューの主菜
    「ハンバーグ」
Bメニュー写真
  • Bメニューの主菜
    「焼きうどん」
◇【行事食】

 少しでも季節を感じていただけるように、春夏秋冬の行事に合わせて、月2回程度の行事食を実施しています。

4月お花見  桜花膳 行事食写真
5月子供の日  薫風膳
6月父の日  紫陽花膳
7月七夕  土曜の丑
8月お盆  涼風膳
9月敬老の日  十五夜
10月ハロウィン  楽秋膳
11月七五三  菊花膳
12月クリスマス 冬至  大晦日
1月元旦  七草
2月節分  バレンタイン
3月雛祭り  お彼岸
◇【産科お祝い膳】

 当院でご出産された患者さんを対象に、お祝い膳をお出ししています。

3.栄養食事指導 (個別・集団)

◇【個人栄養食事指導】

 入院および外来の患者さんを対象に、医師の指示のもと、管理栄養士が食事に関する相談、アドバイスを行っています。予約制ですが、随時受け付けていますので、希望される方は担当医にお申し出ください。

実施日時 月曜~金曜   9:00~17:00
所要時間 20分程度(初回は30分程度)
内容 糖尿病、腎臓病、心臓病、脂質異常症、肥満、脂肪肝、消化器術後、その他
◇【集団栄養食事指導】

 同じ病気を持つ患者さんにお集まりいただき、食事のとり方や、外食の注意点などをアドバイスします。また、医師・看護師と連携しながら行っていますので、治療に対するあらゆる情報を得ることができます。


糖尿病教室(食事療法については、月曜~金曜の10:00~11:00)
  • 月 「今までの食生活を振り返ってみよう」
  • 火 「どうすればいいの?」嗜好品・アルコール・塩分・油
  • 水 「楽しく食べよう」外食の選び方・加工食品の利用の仕方
  • 木 「おいしく食べよう」バランスの良いメニュー・調理のコツ
  • 金 「実際に自分のご飯を計ってみよう
糖尿病教室の写真

循環器教室(毎日13:30~14:30)
 循環器科にカテーテル検査のために入院された患者さんを対象に、「適正体重を保つためには」「脂質のとり方・減塩のポイント」「外食料理・嗜好品について」などについてお話しています。


母親教室(指定日の14:00~15:00、2か月に1回程度)
 産婦人科外来に通院中の妊婦さんを対象に、母親教室の一部として「妊娠中の食事」についてお話しています。

4.チーム医療の一員として

◇【栄養サポートチーム(NST)・褥瘡対策チームへの参加】

 医師、看護師、薬剤師、理学療法士、言語聴覚療法士、検査技師、事務、管理栄養士がチームになって、栄養状態にリスクのある患者さんに対し、改善プランを提案、適切な栄養投与(経口栄養、経腸栄養、静脈栄養)を行い、栄養状態を改善することを目的に活動しています。

NST回診やミーティングの写真
◇【緩和ケア回診への参加】

 回診依頼があった患者さんに、医師、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、MSW、管理栄養士がチームとなって緩和ケアを行っています。

リハビリテーション室

リハビリテーションとは

外傷や疾病により様々な障害をもった方々に対し身体的・精神的・社会的・経済的にできるだけ充分に、できるだけ早く回復させる。すなわち「全人間的復権」「人間らしく生きる権利」「生活の再建」としての意味をもっています。

日本におけるリハビリテーション(以下リハと略)の方向性としては、「健康リハ」「発症予防リハ」、発症後は「急性期リハ」「回復期リハ」「維持期リハ」の5つに分けられ提供されています。(厚生労働省より)

当院のリハは、外傷や疾病などによる二次的合併症の予防と早期の機能回復を目的とした「急性期リハ」を行っています。疾患別リハ施設基準は、「脳血管疾患等リハ」「運動器リハ」「呼吸器リハ」「がん患者リハ」の認定を受けています。

リハ部門には、理学療法・作業療法・言語聴覚療法の3部門があります。

スタッフ構成 (2016年4月現在)

理学療法士22名
作業療法士9名
言語聴覚士3名
医療技師1名

認定資格

運動器認定理学療法士3名基礎領域認定理学療法士1名
脳卒中認定理学療法士1名呼吸認定理学療法士1名
3学会合同呼吸療法認定士2名日本糖尿病療養指導士1名

理学療法部門

理学療法(PT:Physical Therapy)とは
身体に障害のある者又は可能性が予測される方々に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操などの運動療法、電気刺激・温熱・などの物理療法、水治療法、日常生活動作練習、等々を行います。
○ベッドサイド(CTU)
ベットサイド写真1 ベットサイド写真2  発症超早期からベッドサイドで開始します。心肺機能に影響が少ない手足の運動(他動的)から開始します。 状態に合わせ早期に起き上がり、端座位、起立練習なども開始されます。
○リハ訓練室(機能訓練室)
リハ訓練室写真  病状が安定すると一般病棟に転室され、より積極的にリハが進められます。安全・安心の中に積極的に運動機能・動作能力を高めるため、平行棒・各種歩行器杖・装具などが利用されます。
○水治療法
水治療写真  水の浮力・温熱・抵抗を利用し水中運動歩行も取り入れています。主に関節手術(人工関節・人工骨頭・腱板断裂)が中心となります。
○物理療法
物理療法写真  電気・光線・低周波などの物理的な療法を使用して痛みの軽減を図り運動機能回復の助けとして使用されます。

作業療法部門

作業療法(OT:Occupational Therapy)とは
脳血管疾患や整形疾患・内科・外科疾患などの病気や怪我により、生活に支障をきたしている方を対象に身体や心の機能の維持・改善を図ります。急性期から回復期にわたり、日常生活動作(食事・トイレ・着替え・入浴、整容等)を円滑に行えるように援助・訓練を行います。また、対象者が生活しやすいように手助けをする道具(自助具・装具)の作製・紹介や利き手交換も行います。対象者一人一人に合ったプログラムを作成し、その人らしい生活に近づけるよう援助していきます。
○手の機能回復訓練
手の機能回復訓練写真  道具等を使用して、手の機能向上を目的に練習を行っております。つまむ、握る等、様々な手の動きに合わせた練習を、症状に応じて選択し、その後の家庭復帰や職場復帰など、今後の生活に向けた練習を行っております。

※写真は棒をつかんで、はめていく練習です。
○日常生活動作訓練
日常生活動作訓練写真  症状や体調に合わせて、病棟または作業療法室で身の回り動作などを練習します。今は手を借りないと出来ない事を、練習をして一人で出来るように援助し、退院後の生活に向け、ご本人、ご家族に手順・方法等を具体的に説明、指導します。また必要に応じて福祉用具・機器の紹介、使い方の説明、身の回りの環境設定も行います。

※写真は利き手交換訓練で食事の練習をしています。
○作業活動
水治療写真  手の機能向上、脳の機能、精神機能へのアプローチとして対象者の方と一緒に作業活動を行っております。対象者の状態に合わせ、道具や方法を工夫して作品を作る事で、手の応用動作の練習になります。また作品を完成させる事で自信へと繋げ、その後の生活自立への意欲が高まるよう練習を行っております。

※写真は対象者の方と一緒に作成した作品です。

言語聴覚療法部門

言語聴覚療法(ST:Speech Therapy)とは

 ことばによるコミュニケーションには言語、聴覚、発声・発音、認知などの各機能が関係していますが、病気や交通事故、発達上の問題などでこのような機能が損なわれるようなことがあります。言語聴覚士はことばによるコミュニケーションに問題がある方に専門的サービスを提供し、自分らしい生活を構築できるよう支援する専門職です。また、摂食・嚥下の問題にも専門的に対応します。

(日本言語聴覚士協会ホームページより引用一部改変)



当院で対象となる主な障害と訓練風景を紹介いたします。
○運動障害性構音障害
 話をするために必要な舌や口唇の麻痺などによってことばが不明瞭になる。
運動障害性構音障害説明図
○機能性構音障害
 聴覚や構音器官などに明らかな原因がないのにことばが不明瞭になる。
機能性構音障害
○失語症
 主に脳血管障害の後に、「話す・聴く・読む・書く・計算する」などが難しくなる。
機能性構音障害
○高次脳機能障害
 脳の病気や損傷により言語を含む記憶・注意・問題を解決する能力の認知機能の障害。
機能性構音障害
○摂食・嚥下障害
 いろいろな原因で食べる機能に障害が生じる。
機能性構音障害

このような症状をきたした方に対して医師の指示・指導のもとに相談・評価・訓練・指導などの援助やご家族への支援などを行っています。
ことばや飲み込むことにお困りの方お気軽にご相談下さい。

臨床工学室

臨床工学室の紹介

 近年、様々な医療機器の性能は目覚ましい進歩を遂げ、操作・保守管理には高度な技術が必要となっています。その機器の操作・保守管理を行うスペシャリストが私たち臨床工学技士であり、患者さまに安全で安心かつ良質な医療を提供するために、臨床の最前線で日々励んでいます。

<スタッフ構成 2016/8月現在>
臨床工学技士:20名 (男性:18名 女性:2名)

取得資格一覧

透析技術認定士8名呼吸療法認定士4名
体外循環技術認定士1名血管診療技士1名
不整脈治療専門臨床工学技士1名CVIT認定
心血管インターベンション技師
1名
MDIC認定者2名  

業務内容

 当院の臨床工学室は、全診療科と連携し業務を行っており、特に集中治療科、心臓血管外科、 循環器内科と密に連携を図り、急性血液浄化業務、手術室業務、カテーテル室業務、人工呼吸器管理業務 など部門ごとに臨床業務を行っています。
 他には、様々な医療機器の保守点検管理業務をしています。院内スタッフが使用する医療機器 を適時メンテナンスすることにより、医療、看護業務がストレス無く安全に行えるようにし、 患者さまにより安全な医療が提供出来るように努めています。

各部門について

1.手術室部門

 臨床工学室手術室部門は心臓血管外科手術に特化した業務を行っています。
当院の心臓血管外科で行われる手術は非常に幅広く、通常開心術から小切開手術、 血管内治療手術など多岐にわたり、我々はそのすべてに対応しています。

 1)人工心肺業務
人工心肺操作写真  人工心肺とは心臓の手術を行う際、一時的に心臓と肺の機能を 代行する生命維持管理装置です。この装置の他に、手術中の 心臓を保護するための心筋保護装置や自己血回収装置などを 用いて、手術をサポートしています。人工心肺症例は毎年100 例以上あります。
 2)清潔介助業務
清潔介助業務写真  ステントグラフト手術やTAVI(経カテーテル大動脈弁置換術) などの血管内治療手術に対して、術衣を着用し、手術中の 医師を直接介助しています。こちらも人工心肺業務と同じく、毎年100例以上の症例数を誇ります。
 3)その他
ハイブリッド手術室とチームスタッフ  PCPS、IABPによる補助循環管理やICU、救急患者への臨時対応をしています。









2.集中治療室部門

CHDFの準備写真  6名の臨床工学技士で構成され、以下の治療を行っています。
  • 集中治療室41床での血液浄化業務(年間1500件程度)
  • 高圧酸素業務(年間200~300件程度)
  • PCPS(年間20~30件程度)










 1)メンテナンス業務
人工呼吸器写真  人工呼吸器(約50台)各種ポンプ(約450台)除細動器(約20台) をはじめ、約1000アイテムの医療機器を購入・点検・修理・廃棄までを 一括管理しています。






 2)その他の業務
院内勉強会写真  消化器内科におけるラジオ波焼灼治療や転院搬送時の同行、ドクターカー内の機器管理、 病棟でのトラブル対応や各種勉強会も行なっています。
 3)高気圧酸素治療装置
高気圧酸素治療装置写真  大気圧より高い気圧環境の中で、高濃度の酸素を吸入することにより平常時呼吸の10~20倍の酸素を 体内に取り込むことができます。取り込まれた大量の酸素は、血液から組織へと拡散し体の隅々にまで運ばれます。
 当院では、第1種装置(一人用タンク)を使用し、急性一酸化炭素中毒、急性末梢血管障害、低酸素性脳機能障害、 腸閉塞、突発性難聴等の治療を指定医の指示の下に、臨床工学技士が操作し、治療を行っています。



3.循環器部門

 1)心臓カテーテル検査・治療
心臓カテーテル室写真  循環器内科において、心臓カテーテル検査(冠動脈疾患・弁膜症・先天性心疾患)の確定診断を行う際の立ち会い、 PCI・PPI等を行う際に用いられる治療機器・検査機器の管理および操作を行います。当院循環器内科は東北でも有数の 治療件数を誇り常に最新デバイスが導入されています。県内に唯一のエキシマレーザー装置も配備されており、操作・管理を 行なっています。また最近ではTAVI(経カテーテル大動脈弁置換術)が心臓血管外科と循環器内科によりハートチームで行われるようになり、 循環器内科でもBAVの治療を積極的に行っています。このような治療にも深く携わっています。
 2)心臓電気生理学的検査及びカテーテルアブレーション
 発作性上室性頻拍・心室期外収縮・心房細動などに対するアブレーション治療やBrugade症候群・肥大型心筋症などに対する 心臓電気生理学検査を行う際の心内心電図の解析・電気刺激装置の操作・3Dマッピング装置の操作などを行っています。
 3)ペースメーカ・ICD・CRTDなど植込み型デバイスの管理
植込み型デバイス各種写真  ペースメーカ・ICD・CRTDの植込み時の立ち会い・プログラマーの操作を行います。 デバイス外来は毎週行われており、100人/月程度の患者さまのデバイス点検を循環器内科医師と共に外来で行います。 当院、循環器内科では国内で使用されている主要なデバイスメーカ5社のデバイス植込みを行い、デバイス管理にも対応しています。

 4)その他
保守管理写真  循環器領域で使用される生命維持管理装置(IABP・PCPS・除細動器・ 一時的ペースメーカ)の保守管理や循環器領域のデータベース管理も行っています。








4.透析センター部門
 当院の透析センターは、当院診療各科に入院加療中の患者さまを対象に月・水・金のみ運用しています。透析治療以外にも、各種アフェレシス療法 (白血球除去、血漿交換、血漿吸着、二重濾過血漿交換)や血液内科領域の末梢血造血幹細胞採取療法なども行っています。
そのほか、透析装置や水処理装置の保守管理業務も行っています。

透析センター写真 穿刺写真

歯科治療室

歯科衛生士業務

歯科医師の指導のもとに、直接患者に対し歯科予防処置・歯科診療補助・歯科保健指導を行うことを業務としています。
1)歯科予防処置
う蝕、歯周病など歯や口腔の疾患を予防するための処置行為で歯科衛生士が術者として直接患者に対応する業務です。
2)歯科診療補助、介助
歯科医師の医療行為の一部を歯科医師の指示のもとに歯科衛生士が行うことで、患者と術者双方の安全が確保できるだけの手技訓練が求められます。
3)歯科保健指導
歯科保健指導は、個人を対象として、その人の生活行動をその人に適した歯科保健行動に変容させるための専門的な立場からの助言と指導です。

外来診療室における業務

歯科衛生士 3名(2015年 10月現在)
病院歯科は二次医療であり歯科医院より紹介をされて受診される方が多数です。(難抜歯・全身麻酔で手術が必要な方・重篤な歯性感染症・外傷など)
1)外来小手術の介助
外来小手術の介助写真

  • 抜歯、切開排膿、腫瘍切除、生検など
歯科衛生士は、歯科診療補助(処置に必要な器具の準備、 歯牙切削時、術野の血液吸引、創傷部創傷部洗浄などの バキューム操作などの手技操作)を行っています。







2)歯科予防処置、歯科保健指導
  • 当科術前口腔ケア
口腔領域における外傷や手術を受けるものに対し、口腔内常在菌の絶対数を減らし、それらによる創部感染の予防を目的としています。

  • 周術期口腔機能管理計画書に基づく口腔ケア
がん手術(頭頸部、上部消化管など)、心臓手術などでは、口腔衛生状態の改善が術後の創部感染、術後肺炎等の合併症予防に有効である、との報告があります。また、周術期や放射線化学療法により免疫能が低下した状態では、口内炎やカンジダ症、ヘルペスなどといった口腔粘膜のトラブルや、口腔内常在菌を起因菌とした誤嚥性肺炎や敗血症などの重篤な全身的感染症が引き起こされることがあります。これらの発生防止や発症後の早期治癒を目的としています。
口腔ケア写真

歯科衛生士は口腔内衛生保持のため歯周ポケット測定、スケーリング、歯面研磨を施行し、口腔内の状態に合わせて歯ブラシや補助用具を選択し指導を行っています。

眼科治療室

部門紹介

当院眼科では、白内障、網膜硝子体疾患(糖尿病網膜症・黄斑変性症・網膜静脈閉塞症など)の治療に力を入れています。

スタッフ構成

眼科治療室では、さまざまな眼科疾患に対し多種多様な検査を、視能訓練士2名が担当しています。

業務内容

どのような検査を行っているのか、いくつか紹介します。

1.視力検査
さまざまな眼科疾患の基本検査は、視力検査となります。初診時の視力から始まり、定期検査での視力の推移、そして白内障や網膜硝子体疾患の手術前と手術後の視力の確認など、視力検査が病状把握のカギを握ります。
視力検査写真
2.眼圧検査
房水という液体によって保たれている眼球内圧(眼圧)を測定する検査です。緑内障を調べる際には、必ず行われる検査です。
眼圧検査写真
3.光干渉断層計(OCT)
網膜の断層写真を撮影する検査です。網膜疾患や緑内障の診断補助、経過観察ができます。早期の病変発見や治療効果の評価に用いる検査です。近年の眼科治療において、欠かすことのできない検査です。
光干渉断層計(OCT)写真
4.視野検査
一点を注視したときに、周囲に見える範囲を測定します。視野検査には大きく分けて2種類の検査があり、静的視野検査と動的視野検査があります。静定視野検査は、中心30度の視野を詳細に測定します。緑内障初期の検出、経過観察に有用です。動的視野検査は、より広い範囲で視野全体がどんな形をしているかを調べます。頭蓋内疾患の判定評価に有用です。

静的視野検査写真
静的視野検査
動的視野検査写真
動的視野検査


5.蛍光眼底造影検査
腕の静脈から色素を注射しながら、眼底カメラで網膜の血管の連続写真を撮影します。毛細血管が詰まっていないか、血管から血液の成分が漏れていないかなどを調べます。糖尿病網膜症や黄斑変性症の診断には欠かせない検査です。
蛍光眼底造影検査写真