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診療科案内

当病院でお取り扱いしている診療科のご案内です。

循環器内科

共立病院循環器内科は消化器内科と同様に平成14年8月よりそれまで大所帯であった内科から分離独立しました。当科は昭和49年に心臓カテーテル検査を本格的に導入して以来約30年の歴史があり、東北地方では先駆的で実績ある診療科です。 現在は油井、杉、山本、湊谷、多田、浅海の総勢6名です。

循環器科は、他の内科と同様に薬物療法が主体ではありますが、内科の中でも外科に近いインターベンション治療が多く、最近の進歩は著しいものがあります。従来は循環器科と言えば心筋梗塞・狭心症といった虚血性心疾患や弁膜症が主と考えられていました。冠動脈インターベンションは、年間約400例と引き続き盛んですが、ここ数年不整脈治療・心不全治療での進歩はめざましく、薬物治療のみではなく致死性不整脈に対してデバイスを用いた植え込み型除細動器(ICD)、高周波カテーテル心筋焼灼術と言った薬物治療以外の不整脈治療、 更には両室ペーシングによる心再同期療法(CRT)などといった非薬物心不全治療も行われるようになってきました。当院ではこれまで約120例の高周波カテーテル心筋焼灼術が行われ良好な成績が得られています。またICDは約20例をCRTも約5例が植え込まれており突然死予防や著明な心不全の改善が認められています。

他方、虚血性心疾患に対しても免疫抑制剤を用いた再狭窄抑制型薬剤溶出性ステント(DES)が用いられるようになり、従来のステントの再狭窄率は20から 30%でしたが、 最近では再狭窄も5から10%程度に激減しています。しかしながら、患者さんのQOLは改善するものの、予後は改善していません。これからの循環器科の課題としては2次予防を主とした高血圧・糖尿病・脂質代謝異常・禁煙を含む メタボリックシンドローム等の全身管理が必須の時代になっています。急性期治療を行う病院ばかりではなく、かかりつけ医での慢性期の厳重なコントロールが要求される時代となって来ました。

今後は従来以上に、腎動脈や下肢末梢血管に対するインターベンションへの積極的な取り組みを行っていきたいと考えています。

循環器内科は、基本的にチーム医療と考え、外来は専門外来のみに特化していく方針です。出来るだけ患者さんのかかりつけ医と連携し、24時間体制で病診連携を中心に考えていきたいと思います。通常の外来患者数は出来るだけ制限し、紹介患者さんに対して待ち時間等が少なくなるよう対応していきたいと考えています。

当院循環器内科からのお願いですが、平成19年7月より、循環器内科新患外来を新設いたしました。

緊急時の十分な対応や待ち時間減少など、病診連携のためにも是非、お電話等による事前のご予約・ご連絡をお願いいたします。(緊急患者さんを除きます)

また、治療後患者さんの追跡登録(DES、ICD、CRT)が厚生労働省より指導されておりますので、追跡検査等への協力をよろしくお願いします。

これからの医療は・病診連携・病病連携による親密な連携が必須と思われます。まだまだ体制は不十分ですが患者さんのためにもいわき地区でのモデルのひとつとなれるように 努力したいと考えております。患者さんにとって何が一番幸せであるのかを常に考えながら診療していきます。
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