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診療科案内

当病院でお取り扱いしている診療科のご案内です。

病理科

スタッフ

浅野 重之
認定病理医(医学博士;細胞診指導医)(1人)と専門知識を有する 臨床検査技師が担当し、定期的に福島医大病理や福島労災病院病理との連携を取りつつ 研鑽しています。

特徴

病理科としての治療方針は、『病理診断』により決定されることを常に念頭におき、 高精度の診断を提供出来るよう心掛けています。

症例数・治療・成績

主な業務には、①術中迅速診断(年間240例)、②胃ー大腸内視鏡および手術標本を検索する 組織診(約6,000例)、③婦人科検体や痰、尿、腔水などの細胞診(9,300例)と、④剖検などがあります。

年(平成) 生検・手術例数 迅速組織診数 解剖数 ブロック数 細胞診数 CPC数
1990(H.2) 4,774 177 59 9,006 10,477  
1991(H.3) 5,325 180 48 10,388 11,486 4
1992(H.4) 5,457 185 44 10,909 10,836 2
1993(H.5) 5,814 259 54 11,352 9,984 *8
1994(H.6) 6,090 282 29 10,418 9,987 4
1995(H.7) 6,181 263 29 12,992 9,726 4
1996(H.8) 6,403 278 16 14,060 9,153 1
1996(H.8) 6,403 278 16 14,060 9,153 1
1997(H.9) 6,142 245 26 13,318 9,153 3
1998(H.10) 5,990 253 39 13,975 9,773 1
1999(H.11) 6,185 236 24 16,307 9,323 #6(3)
2000(H.12) 5,910 233 32 13,469 9,268 1
2001(H.13) 6,378 224 32 14,959 9,369 0
2002(H.14) 6,534 223 14 16,682 9,084 2
2003(H.15) 6,530 158 24 16,433 8,222 #6(2)
2004(H.16) 5,902 145 19 15,677 7,127 #5(2)
2005(H.17) 5,640 156 21 14,477 6,602 #4(2)
2006(H.18) 5,372 189 26 16,805 6,558 #7(5)
2007(H.19) 4,954 205 19 16,075 6,753 #4(3)
2008(H.20) 4,796 196 14 15,357 6,446 4
2009(H.21) 4,815 189 16 15,803 6,012 10
#=SS-CPC
                            

研修医の来訪を歓迎します。

初期研修医の病理科研修項目(例)
A.日常業務
[1] 月単位
  • 月ミーティング(第一水曜日 15:30~)
  • マクロスライドカンファランス(最終水曜日 15:30~)
  • CPC準備、各種研究会-学会準備 etc.
[2] 週単位
 (細胞診検閲(10:00~),カセット詰(10:30~),外科合同切り出し(13:15~),
 迅速診断*(肺))*他科の迅速は随時;剖検=随時.
 1). 月=細胞診検閲(10:00~),カセット詰(10:30~), 迅速診断(肺) 
 2). 火=細胞診検閲(10:00~),カセット詰(10:30~), 外科合同切り出し(13:15~) 
 3). 水=細胞診検閲(10:00~),カセット詰(10:30~),
 4). 木=細胞診検閲(10:00~),カセット詰(10:30~), 迅速診断(肺),
                                 外科合同切り出し(13:15~)
 5). 金=細胞診検閲(10:00~),カセット詰(10:30~),

B.研究テーマ
 powerpointで科内発表(院内CPC)⇒論文作製,学会発表


『病理診断(びょうりしんだん)ってなあに?』

患者さんから採取した病理検体*(細胞、組織、臓器)を顕微鏡で詳しくみて癌かそうでないかの診断をします。

また、病気の広がり、治療方針や治療効果の判定もします。
さらに病気の予防、早期発見にも貢献しています。
「病理科」のある病院では、特に質の高い医療を提供しているといえます。
*検体とは、病変の一部をつまみとった組織の一部をいいます。

[病理のお仕事]

  1. 生検、手術例の病理診断
  2. 手術中の迅速診断
  3. 細胞診断
  4. 病理解剖
  5. 臨床―病理症例検討会(CPC)
『病理診断はどのように行うの?』
  1. 患者さんから検体を採取します。
  2. 採取された検体が、病理科に運ばれてきます。
  3. 病理標本を作製します。
  4. 顕微鏡で診断します。
  5. 主治医に診断書を提出します。
  6. 主治医が患者さんに病気の状態を説明します。
『病理組織が診断されるまで』
  1. 検体受付
  2. 切り出し
  3. 包理
  4. 薄切
  5. 染色
  6. 診断
  7. 報告
その他のお仕事
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[生検]

  1. 胃などの消化管から得られた小さな検体(2~3㎜)や、局所麻酔で皮膚や体表面に近い部位から切除された比較的大きな検体などが対象です。
  2. 主として患者さんの疾患の確定診断のために用い、その結果から治療方針が決定されます。
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[手術]

  1. 麻酔下で全部摘出あるいは部分切除した肺、胃、消化管、腎、至急などが病理診断の対象となります。
  2. 疾患の広がりや進行度を検索、病期を決定、予後を推測し、追加の治療が必要かの判断に不可欠な情報を、主治医などに提供します。
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[迅速診断]

  1. 手術中の組織を急速に凍らせて、「クリオスタット」という特別な装置で薄く切り、染色してから診断します。
  2. 外科医側に、手術方針や手術範囲などの決定に必要な情報を即時に提供します。縮小手術を選択されることが多いので、手術中の迅速診断は重要な役割を担っています。
生検、手術、検体の種類
操  作臓  器
試験切除、掻爬(そうは) 皮膚、リンパ説、軟部・骨、筋肉・神経乳腺、子宮頸部・内膜、子宮内容
内視鏡 消化管(食道、胃、十二指腸、大腸)、気管
腹腔鏡 肝、腹腔、骨盤臓器
胸腔鏡 肺、縦隔組織
CT、エコー、針生検、生検 軟部、乳腺、縦隔、心筋、肝、腎、前立腺
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[細胞診]

  1. 肺癌では痰(たん)に、膀胱(ぼうこう)癌では尿の中に癌細胞が混じることがあります。このため、尿・喀痰に混じって排出される細胞(剥離細胞診)や針ブラシなどを用いて病巣部から採取した細胞(穿刺細胞診)などを対象に診断をします。
  2. 顕微鏡で観察して、癌細胞かそうでないかの判断をします。
細胞診の種類
操  作臓  器
剥離 膣壁、子宮頚管擦過、子宮内膜吸引、
喀痰、気管枝擦過、気管支肺胞洗浄液
尿、胆管ドレナージ、乳腺分泌物
体腔液(胸水、腹水、心嚢液)
穿刺吸引 甲状腺、乳腺など
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[病理解剖]

ご遺族の承諾のもとに、患者さんのご遺体を解剖させていただくのが病理解剖です。
生前の診断の再確認、病気の進行度、治療の効果、さらに死因は何であったかなどを判断します。
病理解剖の結果が蓄積されることにより、医学の進歩や医療の質の向上に大きく貢献することが期待されています。

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